ネットリさがたまらない刺激的な風俗


ネットリさがたまらない刺激的な風俗ブログ:06-1-14


わたしは今まで生きてきて、
これまでおばあちゃんの泣き顔を見たことがありません。

喜怒哀楽がないというわけでなく、
ただ人生を知り尽くし、
すべてを受け入れているように見えるのです。
 
働いて働いてコロッと死んでしまった男の子の早すぎる死も、
その一年後に死を迎えた主人の死も…

ただ仏壇をぼんやりと見つめて、
慣れた手つきで線香に火をつける姿こそが
わたしがよく知るおばあちゃんなのです。
 
そんなおばあちゃんは
食べたいものにしても、旅行したい場所にしても、
「いいよいいよ、わたしは何にもいらないよ…」と
照れくさそうに笑ってみせるばかりで…

「肩たたきをしてくれ」と
わたしにねだったことなど、一度だってない人なんです。

頑張り屋で、頑固で、いつも謙虚で、
わたしは心から安心のできる人でした。 

おととい、わたしは、
おばあちゃんの家を一年ぶりに訪ねました。

たわいもない話で盛り上がり、
夕方日も暮れてきたので帰ろうと鞄を持つと、
なぜか鞄がずしりと重いのです。

それはわたしの鞄の持ち手が
引きちぎれるのではないかと思うほどの重みでした。

変だなと鞄を開けると、
そこには蜜柑がギッシリ詰まっていました。

わたしがお礼を言って、
玄関を出ようとしたときには、
細かく折られた千円札を薄いティッシュで丁寧に包み、
真剣な表情で手渡してくれました。

「少なくてごめんね。なんか困ったときにでも使ってね」と
少し恥ずかしさ混じりの無邪気な笑顔で、
わたしが見えなくなる寸前まで見送ってくれました。

おばあちゃんの優しさは、
本当に涙が出るほど嬉しかったです。